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一緒に暮らそう、家族(イエゾク)はじめませんか?

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世の中、コンビニあり、家電も進化し、家事もアウトソーシング、一人で暮らしていくことに、不便も不自由も感じることはありません。いつでも自由に誰にも邪魔されることなく、自分のしたいことをすることができる世の中です。

明治以降(戦後)日本の人口は増加し、経済も右肩上がりに延びてきましたが、生まれてくる子供の数が減少するとともに、寿命は延びて人生100年時代と言われるようになり、日本は世界一の超少子高齢社会を迎えています。

2010年から人口は減少しはじめ、2025年には、団塊の世代が後期高齢者75才となり、年金、介護、医療、社会福祉が破綻すると言われている時代を迎えています。今後、明治以降100年かけて増えてきた人口1億2000万人余りから、今から100年後には、明治時代と同じ8000万人まで減少すると予測されています。

平成17年における一般世帯数は4822万世帯、世帯人員は1億2524万人で、1世帯当たり人員は2.60人となっており、一般世帯数を家族類型別にみると「夫婦のみの世帯」は966万世帯(一般世帯数の20.0%)、「夫婦と子供から成る世帯」は1464万世帯(同30.4%)、「ひとり親と子供から成る世帯」は410万世帯(同8.5%)、「その他の世帯」は650万世帯(同13.5%)、「単独世帯」(一人暮らし世帯)は1333万世帯(同27.6%)、このうち,「単独世帯」(一人暮らし世帯)は1333万世帯で、一般世帯全体の約3割(27.6%)を占めています。また特に65歳以上の高齢者においては、「一人暮らし高齢者(65歳以上)」(405万人)となっており、平成12年と比べると102万人(33.5%)増加しており、これを男女別にみると、男性が113万人、女性が292万人で高齢男性の10人に1人、高齢女性の5人に1人が一人暮らしとなっています。

また一人暮らしの高齢者は人との会話や不足や、栄養の面からも、認知症になりやすいとも言われており、高齢者の増加とともに深刻な問題となっています。

人間、母親のお腹を通って何も持たず裸で生まれてきて、何も待たず裸で死んでいきます。そして誰かの手を借りて大きくなり、誰かの手を借りてあの世に還っていきます。生まれるときも死ぬときも、生きている間も、一人で生きていくことはできません。

現在の日本では、家族を持ったことが、あってもなくても、子供がいてもいなくても、やがては、一人世帯となり、今の収入で暮らしていけるのか、定年後の収入でくらしていけるのか、年金で暮らしていけるのか、また、ひとり親世帯母子家庭(父子家庭)一人で働きながら子供を育てていけるのか、それぞれ、なにかあったら心配、やっぱり、一緒に食事をしたり、リビングでたわいもない会話をしたり、おはよう、いってらっしゃい、お帰り、帰ったら誰かが迎えてくれる、一人一人が自立しながらも、気にかけあい、助け合う、安心と安らぎを感じられる、生活が求められているのではないでしょうか?

三世代、四世代、夫婦、親子で暮らしていた時代から、核家族化がすすみ、パートナーを求め親になる年齢も上がり、一人で生きている、一人で子供を育てている、そんな仲間と助け合って暮らす、今までの夫婦、親子など、いわゆる家族というカタチに縛られない、新しい家族(イエゾク)という考え方があってもよいのでは?と思うようになりました。

人口減少時代、空き家も増えていきます。少子高齢社会、人口減少社会、若者も高齢者もそれぞれの体力にあった働き方で社会を支え、一つ屋根の下、新しい家族、家族(イエゾク)として助け合って暮らし、ひとり親で子育てしている若い世代を助け、共働きの親子を助け、精神的・経済的に安心と安らぎを得られる、家族(イエゾク)という新しい暮らし方で幸せ大国になることができるのではないでしょうか?

次回は家族(イエゾク)をどうやってつくっていけば良いのか、考えていきたいと思います。

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